2007年05月

MAKEOVER MADNESS (2) by Steven Meisel

前回に引き続き、Vogue Italia July 2005に掲載されたエディトリアル、スティーブン・マイゼル(Steven Meisel)撮影の"MAKEOVER MADNESS"を紹介します。

イングナ・ブターネ(Inguna Butane)のビフォーアフター。ビフォーで誰よりもダサイ格好をさせられているイングナ(涙)。これスタッフの私物とかでは・・・。イングナがマイゼルに起用されるのって珍しいです。この撮影がきっかけでDolce&Gabbana2005FWキャンペーンに起用されたのかな?

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続いてジュリア・ステグナー(Julia Stegner)。ジュリアはリンダやエリーズと一緒にこれ以外のストーリー部分にも絡んでます。アフターのジュリア、美しい~!ジュリアってほんと美しい顔してますよね。

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次はミッシー・ライダー(Missy Rayder)。ミッシーは割とマイゼルに気に入られてますね。息の長いモデルです。ビフォーのボサボサ具合がブサイク度を激しく上昇させてますな。ユージニアと張るプロ根性。ミッシーもこれだけじゃなくストーリーに絡んでます。

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左上はミッシー・ライダー、右上はエリーズ・クロンベ、左下はハナ・ソークポヴァ、右下はジェシカ・スタム(Jessica Stam)。なぜかここにだけスタムがいます。あまりにチョイ役ですが、スタム程のモデルでもマイゼルだったらこういう使い方が許されるんでしょうかね。これは整形のビフォーアフターっていうより、メイク前メイク後って感じですね。急逝したケヴィン・オークイン(Kevyn Aucoin)やフランソワ・ナーズ(Francois Nars)の写真集を思い出しました(ケヴィンのMaking FacesFace Forward、ナーズのMake Up Your Mindは最高ですよ~!)。やっぱりみんな横顔整ってるなあ。鼻先から顎にかけてのEラインがキレイですよね。

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ちなみに全ページは音符ここ音符で見ることができますよ!

それからこの"MAKEOVER Madness"はトロントで展覧会が行われたようで、その時の様子を含めたマイゼルに関する動画が音符ここ音符から見られます。プラダを着た悪魔のアナ・ウィンターもマイゼルについて語ってますよ!



MAKEOVER MADNESS (1) by Steven Meisel

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今回から2回に渡って、Vogue Italia July 2005に掲載されたエディトリアル、スティーブン・マイゼル(Steven Meisel)撮影の"MAKEOVER MADNESS"を紹介します。枚数が多くて全部の画像は載せられないので、モデル達のビフォーアフターなりきり部分のみ載せますね。表紙はマイゼルの永遠のミューズ、リンダ・エヴァンジェリスタ(Linda Evangelista)!リンダ様は太った?劣化した?と思ってたら、いつの間にかまた元の麗しいお姿に戻っているという形状記憶ボディの持ち主ですが、この時も全盛期に劣らぬザ・リンダ!なオーラが素晴らしかった。撮影中、マイゼルとの息もぴったりだったんだろうなと思わせる迫真の演技です。このカバーはお金持ちマダム風のリンダが、体全部を大改造した後、退院して帰っていくシーンだと思われます。中のエディトリアルは医師との綿密な打ち合せシーンあり、手術中のシーンあり、術後包帯グルグルの痛々しいシーンありと整形手術に関するストーリー仕立てになっていて、途中途中で様々なモデルのビフォーアフターが差し込まれているという、とっても凝った作り。特に普段最新モードに身を包んだ姿しか見ることの出来ない美しいスーパーモデル達が、全力でダサダサのブサイクになりきっている姿がとっても興味深い。本人達も楽しんでやってたんじゃないかな。

ではまずユージニア・ヴォロディナ(Eugenia Volodina)から。なるべくブサイクに見せるために、ビフォー画像はモノクロにして、メガネ掛けさせてます。それにしてもユージニアー!他のモデル達に比べても一番ブサイクになりきってると思います(涙)!表情の作り方が素晴らしい。なんですかこの気に抜けきった人の良さそうな間抜け顔は(笑)!他のモデル達はそこはかとなく原石感が漂っていたのですが、ユージニアは本当にブサイクに見える!いつもの神々しい女王様オーラゼロ。これぞプロ。下画像のユージニアは単にメイク前とメイク後みたいな感じですけどね。

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次はエリーズ・クロンベ(Elise Crombez)。エリーズはこのビフォーアフターだけじゃなくて、リンダやジュリア・ステグナー(Julia Stegner)と一緒にストーリー部分にも絡んでます。が、このビフォーエリーズ普通に可愛いじゃないか!頑張りが足りないよ、エリーズ!ちょっとメガネのズレた美人秘書って感じで、「いつもしっかりしてる彼女だけど、そういうオトボケも可愛い♪」とか思われそうなレベルに留まってるのが残念。

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次はハナ・ソークポヴァ(Hana Soukupova)。私服のセンスを疑問視されているハナですので、ビフォー画像の格好に妙なリアリティを感じます。ハナちゃんも間抜け顔上手いなあ(笑)。なんかモデルって元の美がもちろん一番重要な要素なんだろうけど、表情や姿勢や目線(雰囲気とかオーラという言葉で表される部分)が凄く重要なんだなあということを再認識しました。

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次回に続きますよ~!



Snejana Onopka (1)

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ウクライナ出身のスーパーモデル、スネジャナ・オノプカを紹介します。

日本では資生堂cle de peau BEAUTEの顔としてお馴染み。上の画像もクレドのスチールからの一枚。美しいよ、スネジャナ・・・。このスチール見た瞬間、スネジャナの美にひれ伏しましたよ。クレドは本格的にスネジャナがブレイクした2006SSから現在に引き続きスネジャナを起用しています。アンドロイドのようなクールビューティを好むクレドにはピッタリの人選とはいえ、先見の明がありますよね~。Dolce & Gabbanaの2005FW2006SSのキャンペーンにも起用され、GUCCIやLanvinのキャンペーンでもお馴染み。

スネジャナは、15歳の時に地元キエフでスカウトされ、モデルとしてのキャリアをスタートさせたそうです。19歳の時に、スティーブン・マイゼル(Steven Meisel)に気に入られ、Dolce & Gabbanaの2005FWキャンペーンにイングナ・ブターネ、ドウツェン・クロースと共に起用されました。まだワールドワイドには全く知名度の無かった新人モデルがいきなりこんなビッグなキャンペーンに抜擢されるのは異例ですよね。マイゼルは一時スネジャナを本当に気に入っていて、Italian VOGUEのカバーやエディトリアルに立て続けに起用していました。

スネジャナの美しさって不思議です。無表情で精気が無いし、三白眼の瞳はどこ見てんのかわからないし、若いんだか老けてんだかも判別できないんだけど、顔の造形は怖ろしく整ってる。最初はこの病的な感じが好きになれなくて、売れまくってるスネジャナを見ても「ケッ!こんな貧弱なモデルのどこが良いんだよ!」と目が曇っており、スネジャナの造形的な美しさに全く気が付きませんでした。なんかそのくらいスネジャナって雰囲気やオーラが強烈で独特なんですよね。その雰囲気に慣れると次第に「あれれ、スネジャナってめっちゃくちゃ美形じゃん!」という認識に到達するという。美形モデルって普通は「あー美形だな~!」という所から入ると思うんですが、スネジャナの場合はそこに到達するまでに、スネジャナはアリか?ナシか?みたいなとこを突破しないといけないんじゃないかな。まあスネジャナの場合は美形ってことよりも、その独特なヒンヤリとした空気感や貧血っぽい(笑)雰囲気の方が、人気になった要因かなーとも思いますが。

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並べて見ると、不気味な程精気の無いスネジャナの顔(笑)。全てを見透かしながら、何もかも最初から諦めているような退廃的な雰囲気が魅力的。そういう雰囲気で売ってるし、それがスネジャナの魅力なんだけど、クレドのスチールみたいにもうちょいメイクを健康的な感じにすれば普通に美形モデルとして認知されたような気がします。それにしても、スネジャナの顔ってパーツの一つ一つが繊細で小作りで上品ですよね~。

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体も病的なスネジャナ・・・。45キロしかないっていう情報もある位です。激細ですが、脚の骨格とかは凄くキレイなんですよね。首がもう少し長ければ、身長低くてもランウェイでもっと見栄えがすると思うんですけど。でもまあスネジャナは雰囲気だから!ただ痩せすぎモデル規制とかにそのうち引っ掛かるんじゃないかとヒヤヒヤしてます(でも体型は体質とかあるから、BMIだけで規制するのってあんまり意味無いような気もするんですけどねー。もっと総合的な健康診断で判断するとか、栄養士の定期的なアドバイスを事務所が受けさせるとか、若いモデルを教育するとか、良い方法は色々あるはずなのにー。)。

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上右画像のスネジャナが魅力的過ぎて鼻血が出そうです!ゾクゾクします。危うくて妖しい美しさ。スネジャナにしか出せない個性です。

バックステージではやはりロシア勢と仲良し。サーシャ・ピヴォヴァロヴァ、ヴラダ・ロスリャコヴァと一緒に。3人とも可愛すぎ!スネジャナって笑うと顔が崩れて、途端にふにゃふにゃくねくねした女の子らしい雰囲気になるんですよね。気合を入れないといつもの顔を作れないんだとしたら、疲れそうですね(笑)

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Dolce & Gabbana 2006SS Campaign

2006SSシーズンのモードキャンペーンと言えば、やっぱりこのDolce&Gabbanaでしょう!これ以上ないという位の旬で豪華なメンツのモデル達と、最高のクリエイター達で作り上げたアートだと思います。撮影はもちろんスティーブン・マイゼル(Steven Meisel)。

このシーズンのコレクションは本当に素晴らしかったですよね~。凄く好きです。農場の娘達がテーマなのかな?ギンガムチェックやコットンレース、ストローハットなどの素朴なアイテムに、セクシーなランジェリーを組み合わせたDolce&Gabbanaらしいゴージャスなコレクションでした。とにかく女性を素敵に見せてくれる絶妙なラインが最高!ランウェイのモデル達もしどけな~い感じでばっちり世界観にはまってました。

モデル達はコレクションのファーストを飾ったスネジャナ・オノプカ(Snejana Onopka)、アンニャ・ルービック(Anja Rubik)、この二人はソロもやってますね。それから、ラケル・ジマーマン(Raquel Zimmermann)、キャロライン・トレンティーニ(Caroline Trentini)、ジェマ・ウォード(Gemma Ward)、エミナ・チュンムラジ(Emina Cunmlaj)、リリー・ドナルドソン(Lily Donaldson)、ジュリア・ステグナー(Julia Stegner)、ジェイサ・チミナッツォ(Jeisa Chiminazzo)、マリヤ・ヴジョヴィック(Marija Vujovic)、タチアナ・ウッソーヴァ(Tatiana Oussova)、マリナ・ペレス(Marina Perez)、マルタ・ベルツカルナ(Marta Berzkalna)!多いっ!

個人的にはドウツェン・クロース(Doutzen Kroes)、イングナ・ブターネ(Inguna Butane)、カルメン・キャス(Carmen Cass)、トリッシュ・ゴフ(Trish Goff)なんかも入れて欲しかったな。特にイングナは下画像でマリナが着てるドレスがほんとーーに似合ってたから。マリナには悪いけど、あれはイングナが着てこそだと思うんですよね。ドウツェンもギンガムチェック似合ってたし、トリッシュはホワイトのコットンドレスが可憐過ぎだったし、カルメンもこのコレクションの雰囲気にぴったりだったと思います。

なんせ100近いスタイリングの壮大なコレクションだったもんで、スチールもすごくたくさんのバージョンがあります。とりあえず上からコレクションの順番に沿って並べてみました(赤→白→黒→ドレスの順ね)。このスチールで何と言っても素敵なのはやっぱりラケル!だと私は思います。あーこれ写真集あったら絶対買うのにな。なんか色んな想像が膨らむスチールですよね。

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Lara Stone (1)

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オランダ出身のスーパーモデル、ララ・ストーンを紹介します。

昨日のベッテ・フランクに引き続きオランダのモデルです。キャリアは長いものの、2007FWシーズンになって突然大ブレイクしたララ。今モード界はキャサリン・マックニールかララかっつー位、この薄眉ですきっ歯のコワモテモデルにメロメロです。ララは、Givenchyの2007FWのクチュールコレクションで、クリエイティブディレクターであるリカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)に見出されたことで大ブレイク。目下VOGUE PARISのお気に入りで、上の画像はララが初めてVGUE PARISのカバーを飾った時のもの。撮影はテリー・リチャードソン(Terry Richardson)。このララ良いよねーー!ララを気に入ってるクリエイターはたくさんいますが、特にクレイグ・マクディアン(Craig Mc Dean)や、イネス・ヴァン・ラムスエード(Inez van Lamsweerde)とヴィノード・マタディン(Vinoodh Matadin)のペアはララをよく起用してます。Givenchyは2007FWも引き続きララをキャンペーンで使うようだし、Calvin Kleinもお気に入りのようでCalvin Klein JeansやCalvin Klein Cosmeticsでララを使う模様。Calvin Kleinが気に入るのは分かる気がします!ララってどことなくケイト・モスに似てるもんな~。同じくすきっ歯のヴァネッサ・パラディとも雰囲気被るので、フランスで受けてるのもわかる。

私にとってもララは売れて欲しいモデルだったのですが、まさかここまでブレイクするとは思いませんでした。一度見るとその不思議な魅力に引き込まれますよね。いつまでもララのイメージが見た人の中に残り続けるような中毒性のあるタイプ。ピュアとエロス(ララの場合はセクシーさじゃなくて、エロスです!)が同居しているすごく繊細な危うさがララの魅力だと思います。

ララは一度デビューしたものの、最近ブレイクするまでそこまで売れてたモデルじゃなかったようです。1983年生まれで現在23歳なので、モデルとしては遅咲きの部類ですよね。母親とパリ旅行の最中13歳の時にスカウトされ、16の時にはパリに移ってきてそこで高校に通いながらモデル業を続けていたそうです。とっても貧乏だったんだとか・・・。ちょと意外ですが、将来の夢は理学療法士なんですって!

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ララって薄眉でへの字口でランウェイ歩いてるせいか一見怖い顔立ちに見えますが、実はすっごくキュートな美しい顔立ち。雰囲気はケイトっぽいけど、顔立ちはモナ・ヨハンソン(彼女もケイトに似てると言われてますが)により似てるかなと思います。上左画像なんて特に似てる!パンクなクールビューティっぽく見せてるけど、この画像とか見ると童顔だってわかりますよね~。赤くてぷっくりした唇がセクシー(やっぱりオランダ人モデルはぷっくり唇が多いねー)。下右画像は15歳の時エリートモデルルックに参加した時のララ。この時はまだブラウンヘアで眉もしっかりありますね。これだと美少女だけどあんまり個性が無い感じ。ララが自分で考えてやったのか、アドバイスの元やったのかわかりませんが、ブロンド眉ナシにイメチェンして大成功ですね。

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顔が小さくてバランスが良いから身長があるように見えますが、176位でそんなに高くないみたいです。脚も長いね~。筋肉がしっかりついた健康的な体だと思います。なんか、何で今まで売れてなかったのか逆にナゾ。

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上右画像は同じくオランダ出身のベッテと。ベッテすごい顔になってるなあ。ちょっと年が離れてますが、やっぱり同郷だし一緒に居て安心するのかな。ララは肌がすごく白いんですよね。この肌だから、ブロンドヘアを女優風にして赤いリップを塗ると、クラシカルでゴージャスな雰囲気になったりして面白いです。一過性のブームで終わらない、カレン・エルソンみたいなモデルになって欲しい。

さてさて、VOGUE NIPPONがついにララをカバーに起用しますよ~(2007 July)!!でもインド特集だし、内容はあんま興味ないんだよな・・・

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